解体・足場

RC・木造

階上解体

RC造もSRC造も建物の構造を表す言葉となりますが、それぞれの建物を解体する際には独特の工法を用いることが一般的です。特に大型ビルやマンションなどでは、作業員や周囲の安全を確保しながら解体を進めていく必要があります。その土地や構造、建物の高さなど、諸条件を踏まえた上で最適な工法が採用されることになります。
RC造やSRC造を解体する場合は複数の工法が挙げられますが、まずは階上解体について見ていきます。
階上解体とは、上の階から下に向かって取り壊しを進めていく工法のことです。一般的には大型クレーンを使って重機を最上階に引き上げ、上の階から解体を進めていきます。
ビルやマンションの解体では多くのケースで階上解体が利用されます。高層ビルやマンションなどの場合、建物の下の部分から取り壊すだるま落としと呼ばれる工法を採用するケースもありますが、コスト面で高くなりやすいところがデメリットです。
階上解体であれば、重機を上に持ち上げることで、地上で作業をするのと同じ感覚で取り壊しを進めることができます。重機の転落や突き抜けといった危険性はありますが、一般的に用いられる工法の1つです。

地上解体

地上解体とは階上解体とは反対に、地上に重機を設置して建物の取り壊しを進めていく工法のことです。解体する建物がそれほど高くなければ、ロングアームなどを利用して上階部分まで届くことがあります。その場合は無理に重機を持ち上げる必要がなく、地上から上の部分の取り壊しを行うことができます。
高層ビルや高層マンションなど、ロングアームを使っても取り壊せない場合は階上解体が採用されます。階上解体に比べて、地上解体の方が安全面でのメリットが大きいと言えます。

圧砕機工法

RC造やSRC造の建物を解体する場合は、階上解体か地上解体のいずれかの方法で取り壊しを行います。その中でもさらに細かい工法が使われることがあるので、1つ1つの工法について確認していきましょう。
まずは圧砕機工法と呼ばれる工法についてです。圧砕機工法とは圧砕機を利用した工法のことであり、建設機械に圧砕機を取り付けて解体を進めていきます。圧砕機には強い圧縮力があるため、鉄筋や鉄骨、コンクリートも簡単に破壊することができます。
圧砕機にも複数の種類があり、圧力や回転速度の違い、油圧操作ができるものなど、タイプもそれぞれです。建物の構造やその他の条件に合わせた圧砕機を利用することで、より効率的に解体工事を進めることができます。

大型ブレーカー工法

続いてご紹介するのは、大型ブレーカー工法についてです。これは大型ブレーカーと呼ばれる機械を利用してコンクリートなどを破壊していく工法のことを指します。コンプレッサから出る油圧力を利用してブレーカーを作動させることが一般的で、大きな破壊力や衝撃力を使ってコンクリートなどの頑丈な構造物を取り壊していきます。
大型ブレーカー工法の場合は、圧砕機のように対象物をつかんで砕くわけではありません。ノミのような形でコンクリートに力をかけて砕くところに特徴があります。
手で使用できるハンドタイプのブレーカーもあり、狭い場所での作業にも対応できます。破壊力抜群なので、騒音がしやすいというデメリットがあります。そのため、利用する場合は周囲の状況や時間帯などにも注意しながら作業を進めることがポイントです。

転倒工法

転倒工法とは、外壁を地面に転倒させる工法のことを言います。地面に転倒させることでコンクリートを手軽に持ち出せるほどに小さく砕いていきます。コンクリートを小さく砕くことで、外部へのほこりや粉じんの飛散を最小限に抑えることができます。
基本的には最初に床や梁といった部分を取り壊し、その後に外壁をワイヤーなどで引っ張って内側に倒します。外壁を倒すことから転倒工法と呼ばれるようになり、安全で確実性のある工法として人気を呼んでいます。

場組立

住宅リフォーム工事足場設置

戸建て住宅のリフォームのための足場設置工事です。
戸建て住宅の場合、経年劣化により外壁や屋根のメンテナンスが必要となるため、一定の期間で行われる作業になります。
足元を十分確保できない場合の対処や近隣の住宅にご迷惑がかからないように配慮が必要です。

新築ビル建設工事基礎足場設置

ビル建設の基礎工事においても安全通路を確保するための基礎足場が必要です。
足元が不安定な中での工事になりますが、建設工事の安全とスムーズな工程運営のためにも重要な作業ですので安全に配慮して工事を行います。

ビル・マンション修繕工事足場設置

集合住宅(マンション)は一定の経過期間での大規模修繕が行われますので、そのための外壁を囲む足場が必要となります。
ビルやマンションでの工事は、質・量ともに大変規模の大きな足場工事です。

工場・倉庫メンテナンス工事足場設置

工場などの設備のメンテナンスや入れ替えなどの場合には、作業のための足場が必要です。
設備の規模や形状に応じて、作業の目的に合わせた最適な足場を組み上げます。

橋梁補修工事足場設置

補修が必要な橋梁の工事の際、必要な足場の取り付け工事です。
橋の下は当然川なので、安全な足場を組むのにはそれなりのノウハウと技術を要しますので豊富な実績のある経験値で施工します。

イベント・観覧席の構築

足場で作られたイベント観覧用のスタンド席です。頑丈なスタンド席の設置に足場を使うことで、早く設置・早く撤去することが可能です。

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